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投資(株)

ROEとかROAとかROIってなに?

端的にいうと以下の通りです。

ROEとは、株主資本当期純利益率のこと。

ROAとは、総資産利益率のこと。

ROIとは、投下資本利益率のこと。

これじゃ何を言っているのか分からないですよね。

株式を扱っているとよく目にするものですがこれらは一体何のことなのでしょうか?

まず、ROEとは株主資本に比べて、どれだけのリターンがあったかを表す指標です。この値は比較的容易に操作可能らしいので、あまり当てにしなくて良いでしょう。

とは言っても、収益性つまりその企業がいかに効率よくお金を稼いだかを表す指標ですので、ざっくりみておくと良いと思います。

次に、ROAとは当該企業の総資産に比べて、どれだけリターンがあったかを表す指標です。会社によってはプラダとかエルメスみたいにブランド力などが資産には反映されにくいのでそういった企業の価値を測る際には注意が必要です。

また、これも企業が効率的にお金を稼いだかを測る指標ですのでチェックしておきましょう。

最後に、ROIとは、ある事業に対する投下資本に対してどれだけ利益があったのかを示す指標です。これまた、何を投下資本とするかによって恣意が入り込む余地があるので注意が必要です。

ちなみにROAとROEとの違いは企業が稼いだお金を株主資本で割るのか、借入なども含めた総資産で割るのかの違いです。ROIも分母に当該事業に対して投下した資本がくるだけなので、これら3つの指標は同業他社との比較に用いるのが最適でしょう。